画像生成AI「Stable Diffusion XL」と「ConoHa AI Canvas」

近年様々な画像生成AIが公開されていますが、その中でも「Stable Diffusion XL」は高品質な画像が生成できると評判です。この「Stable Diffusion XL」をより簡単に利用できるサービスとして、GMOインターネットが提供を開始したのが「ConoHa AI Canvas」です。いったいどのようなサービスなのでしょうか。
でもその前に、そもそも画像生成AIとはどんなものなのでしょう?
そもそも画像生成AIとは
画像生成AIは、コンピュータが「絵」や「画像」を自動で作り出す技術のことです。例えば、「お花畑の風景」や「未来の都市」のような画像を、AIはまるで人間が描いたかのように生成することができます。
具体的には、AIは大量の画像を学習して、「こんな風景にはどんな色や形が使われているか」を理解します。その情報をもとに、新しい画像を作り出します。
例えば、あなたが「夕焼けの海の景色」をAIに頼んだとします。AIは「夕焼け」や「海」というテーマを理解し、その特徴(オレンジ色の空、白波の打ち寄せる海辺、など)を元に、見たことはなくとも「夕焼けの海」を再現する画像を作ります。
要するに、画像生成AIは「言葉やアイデアを使って、全く新しい絵を作る」技術です。これを使うことで、誰でも簡単に絵やデザインを作れるようになる、というわけです。
Stable Diffusion XLとは
「Stable Diffusion XL」は最も先進的な画像生成AIの一つです。オープンソースで公開されていて商用利用も可能です。ただし利用するCheckPoint(詳しくは後述)が商用利用を認めていないケースなど、注意が必要な場合もあります。
「Stable Diffusion XL」の特徴は非常にリアルで高品質な画像を作り出せる点です。例えば、自然な風景の細かなディテールや光沢感のある質感を持つ人物像など、まるで実写のようなクオリティです。
「Stable Diffusion XL」にはCheckPointと呼ばれる学習をサポートするデータセットが存在します。CheckPointにはAIの学習経過が記録されており、これを利用することで、われわれ利用者はゼロからAIに学習させることなく画像の生成を行えます。
CheckPointはネット上で、「CheckPoint おすすめ」などで検索すれば見つけることができると思います。その多くは無料でダウンロード可能ですが、ライセンスはそれぞれ異なりますので、商用利用可能か、クレジットの表記は必要かなど、ダウンロードページで必ず確認してください。
ConoHa AI Canvasとは
「Stable Diffusion XL」が高性能であるということはお判りいただけたと思いますが、もちろんいいことばかりではありません。高性能であるが故の問題もあります。利用するためのハードウェアに高性能なCPUやGPUが必要なため、個人がお手軽に利用するにはハードルが高いのです。
そこで登場したのが「ConoHa AI Canvas」です。「ConoHa AI Canvas」は「Stable Diffusion XL」をブラウザ上で利用することができるサービスです。そのため面倒なセットアップ作業も不要、普段使っているパソコンで利用することができます。作成した画像はオンライン上に保存できるため、ストレージの節約にも役立ちます。
「ConoHa AI Canvas」には既存のCheckPointが用意されているので、すぐに画像の生成を行うこともできますが、好みのCheckPointを利用して簡単に画像のテイストを変更することもできます。
例えば以下のようなプロンプト(AIに対して描いてほしいイラストのリクエスト)でデフォルトのCheckPointを使用して描画させた多場合。
”Cloud worker, Computer, Gentleman, Freelance, Futuristic, Cool, High Quality”

次はBlazingRealDriveというCheckPointを利用して同じプロンプトで描画した場合。

どうでしょう、同じようにリクエストしてもテイストは異なりますよね。このようにCheckPointを入れ替えることで、より自分好みの画像を作ることができます。
気になる利用料金は月額990円 月額1,100円(エントリープラン)から、「Stable Diffusion XL」の利用は1分6.6円、ただし毎月1時間 毎月10時間は無料。ストレージは30GBとなっています。(2025年3月5日 更新)
お試しにはこれで十分だと思いますが、スタンダードプラン、アドバンスプランなどより本格的に利用したい人向けのプランも充実しています。
まとめると
「Stable Diffusion XL」は、オープンソースで高品質な画像を生成できる先進的なAI技術です。しかし、利用には高性能なハードウェアが必要で手軽さに欠けるという問題があります。
その点を補ってくれるのがGMOインターネットが提供する「ConoHa AI Canvas」です。これはブラウザ上で「Stable Diffusion XL」を簡単に利用できるようにしたサービスです。月額990円から利用可能で、セットアップ不要、オンライン保存機能が付いており、手軽に画像生成AIを体験できます。
興味のある方はぜひ試してみてください。