無料で使える実力派オフィスソフト「LibreOffice」

無料で使える実力派オフィスソフト「LibreOffice」

先日お客様のパソコン買い換えをサポートしました。要望としてはちょっとしたネットサーフィンと、過去に作成したWordやExcelファイルの閲覧や修正がしたい。ただし年金暮らしなので予算はできる限り安く抑えたいとのこと。
Word、Excelに関しては他人とファイルのやり取りをすることは想定しておらず、基本的にマクロも使用していないということで、それならばと、LibreOfficeを利用することで導入価格を抑えることを提案しました。

LibreOffice(リブレオフィス)とは

LibreOfficeは、The Document Foundationが提供する無料のオープンソースオフィスソフトです。主要なアプリケーションには、文書作成の「Writer」、スプレッドシートの「Calc」、プレゼンテーションの「Impress」、図表作成の「Draw」、データベース管理の「Base」、数式編集の「Math」などが含まれています。これらのアプリケーションは、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointなどに相当する機能を提供し、広範なフォーマット互換性を持っています。つまり、WordやExcelで作成したファイルをLibreOfficeで読み書きすることも、LibreOfficeで作成したファイルをWordやExcelで読み書きすることもできるということです。

このようにMicrosoft Officeと互換性のあるオフィスソフトはいくつもあります。例えば以下のキングソフトWPS Officeなどがその代表といえるでしょう。

僕も利用したことはありますが、Microsoft Officeとの互換性が高く、それでいて価格は本家Officeのおよそ4分の1以下(2024年7月現在)。

しかしLibreOfficeにはそれに勝るとも劣らないメリットがあります。

LibreOfficeのメリットとデメリット

まずはそのメリットから

  • コストパフォーマンスが高い
    LibreOfficeの最大の魅力は、完全に無料で利用できることです。ライセンス費用が不要なため経済的な負担は軽減されます。
  • フォーマットの互換性
    Microsoft Officeのファイルフォーマット(.docx、.xlsx、.pptxなど)との互換性が高く、他のユーザーとのファイル共有が可能です。
  • オープンソースの柔軟性
    ソースコードが公開されているため、技術力に自信のある方なら自らカスタマイズすることも不可能ではありません。

一応デメリットも見ておきましょう。

  • 互換性の不足?
    メリットとして互換性が高いと書いておいて矛盾していますが、互換性が100%保証されるわけではありません。複雑なレイアウトは崩れる可能性もあります。またMicrosoft Officeのマクロ機能については対応していないものも多いです。
  • インターフェースの違い
    Microsoft OfficeとLibreOfficeはインターフェースも似通っていますが、若干の違いもあるため、最初は少し戸惑うかもしれません。
  • ユーザーの少なさ
    LibreOfficeは100以上の言語で利用できて世界中で利用されていますが、Microsoft Officeと比較するとまだユーザーが少なく、ネットで得られる情報が限られる場合があります。あなたの身の回りでもLibreOfficeを利用している人はあまりいないのではないでしょうか。

最新バージョンは?

LibreOfficeの最新バージョンは以下からダウンロードすることができます。

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現在の(2024年7月)の最新バージョンは24.2.4となっています。しかし最新版には予期せぬバグ(不具合)が含まれている可能性もあります。いち早く最新の機能が使いたい、最新版にしかない機能を使いたい、といった要望がなければ、少し古くなりますが俗に安定版と呼ばれる7.6.7でも十分だと思います。
ちなみにどちらのバージョンにもWindows版の他にmacOS版とLinux版があります。お使いの環境に合ったものをダウンロードしましょう。

まとめると

Microsoft Officeと互換性のあるオフィスソフトには、キングソフトWPS Officeなどいくつも種類がありますが、その中でもLibreOfficeは完全無料で使える点が最大の魅力です。フリーランスや小規模事業者の方、または個人で利用する場合にコストを抑えることができます。ただし互換性が高いといっても100%とは言えません。そのためLibreOfficeユーザー以外とファイルのやり取りを行う場合は注意が必要です。逆にファイルのやり取りがない(少ない)、あるいは相手もLibreOfficeを利用している、ということであれば、ぜひLibreOfficeの利用を検討してみてください。

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