クラファンはクラファンでも不動産クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングと聞いて皆さんはどのようなものをイメージするでしょうか?
僕は起業やボランティア、あるいは音楽やアートといったクリエイティブな活動のために、ネットを利用して広く支援を募る活動。またはそのためのプラットフォーム、例えばCAMPFIREのようなものをイメージします。一方で不動産クラウドファンディングなる言葉もよく目にするようになりました。これはいったいどんなものなのか、ちょっと調べてみました。
不動産クラウドファンディングとは
クラウドファンディングと不動産クラウドファンディングは、どちらもインターネットを利用して多くの人から資金を集める手法ですが、その目的は少々異なります。
クラウドファンディングは先にも記述した通り、
- 新しい製品の開発
- クリエイティブなプロジェクト(映画、音楽、アートなど)
- 社会的・環境的なプロジェクト(チャリティー、コミュニティプロジェクトなど)
- 起業やスタートアップの資金調達
などを目的としており、見返りとして新規開発された商品やサービスを割安で手に入れられたり、お礼のメールが送られてきたり、特に見返りのない場合もあります。
一方不動産クラウドファンディングは、
- 不動産の購入
- 不動産の開発、リノベーション
などの資金調達を目標としており、その見返りはプロジェクト対象の建物や土地の売却益や賃料、利息などです。
つまりクラウドファンディングはどちらかといえば寄付に近く、不動産クラウドファンディングは投資であるといえます。
不動産クラウドファンディングの基本的な仕組み
- オンラインプラットフォームの利用:
専用のウェブサイトやアプリ(プラットフォーム)を通じて、不動産投資のプロジェクトが提供されます。これにより、誰でも簡単に投資情報にアクセスし、投資を始めることができます。
- プロジェクトの選定:
プラットフォーム上には様々な不動産プロジェクトが掲載されています。例えば、マンションの建設、商業施設のリノベーション、賃貸物件の購入などです。投資家はこれらのプロジェクトの詳細情報(場所、目的、予想収益、リスクなど)を確認し、自分が興味を持ったプロジェクトを選びます。
多くの不動産クラウドファンディングプラットフォームでは、少額(例えば、数万円程度)から投資が可能です。これにより、初心者でも手軽に不動産投資を始められます。
- プロジェクトの開始:
プロジェクトが資金を集め終わると、実際に不動産の購入や開発が行われます。
- 収益の分配:
プロジェクトが成功すると、賃料収入や売却益が発生し、プラットフォームを通じて、収益が分配されます。この収益は投資額に応じて比例して配分されます。
- 投資の終了:
プロジェクトが終了すると、元本の返済とともに、利息や収益が投資家に返金されます。プロジェクトの成功によっては、予定よりも高い収益が得られることもありますが、逆にリスクも存在するため、元本が減少する場合もあります。
メリットとデメリット
不動産クラウドファンディングのメリットとして、少額で始められるということがあります。最低投資額が数万円、プロジェクトによっては1万円から始められるものもあります。1万円ならば、お試しで気軽に始められそうですね。
また不動産投資は物理的な資産であるため、株やFXのように価値が急落する危険性が低く、比較的安定した収益が期待できるとされています。
一方デメリットとしては、投資期間が半年、1年、あるいはそれ以上と長く、原則として途中解約ができない場合がほとんどです。そのためあくまでも余裕資金で投資するようにしましょう。
またいくら比較的危険性の低い投資だからといって、リスクがないわけではありません。投資先が倒産したり、急激に市場環境が悪化するケースはゼロではありません。

まとめると
いわゆるクラウドファンディングは自分が共感したプロジェクトへの支援や寄付、といった意味合いが強いと思います。対して不動産クラウドファンディングは不動産事業に対する投資です。ネットから簡単に申し込めて、少額から投資可能でリスクを抑えられる、低金利時代には魅力的なサービスです。
しかし投資である以上リスクもあります。リスクをよく考えたうえで、余裕資金で運用するように心がけてください。