MacでWindowsを動かすいくつかの方法

MacでWindowsを動かすいくつかの方法

僕は二十代のころ、主にMacを使っていましたが、その後仕事でパソコンを利用するようになるとWindowsが主流となりました。僕の場合、Macでなければできない仕事というのはほぼないのですが、若い頃に使っていたせいか、Macには愛着があります。それで今でも時々、あえてMacで仕事をすることがあります。割合で言えばWindowsが9でMacは1程度ですが。

同じようにMacに愛着を感じている方も多いのではないでしょうか。でも世はWindows全盛、使いたいソフトや使い慣れたソフトがWindows専用で困った、なんてこともありますよね。

そこで今回はMacでWindowsを動かす方法をいくつかご紹介したいと思います。

Boot Camp(ブートキャンプ)

これはMacにWindowsを直接インストールして、デュアルブートできるようにするというツールです。
インストールには4GB以上のメモリと、64GB以上の空きディスク容量が必要です。しかしより快適に動作させるためには、8GB以上のメモリと100GB以上の空きディスクがあった方がいいでしょう。
ちなみにBoot Campのメリット、デメリットは以下のような感じです。

メリット:
Appleから提供されているツールなので安定していて、かつ無料で使うことができます。
Windowsが直接ハードウェアを利用するため、より高いパフォーマンスが期待できます。

デメリット:
Apple Siliconには非対応で、Intel製CPU搭載Macでしか動作しません。
また最新のWindows11には対応しておらず、Boot Campのサポート自体も2025年3月で終了予定です。(具体的なサポート終了についてはAppleの公式情報を確認してください)
OSの切り替えにはリブートが必要で、MacOSとWindowsを同時に使うことはできません。

仮想マシンソフトウェア

これは1台のパソコンの中に、仮想的にもう一台のパソコン環境を構築するようなイメージです。
主な仮想マシンソフトウェアには次のようなものがあります。

Parallels Desktop

広告
MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】

VMware Fusion
VirtualBox

利用する仮想マシンソフトウェアやインストールするWindowsのバージョン、使用するアプリケーションにもよりますが、一般的にインストールには8GB以上のメモリと、64GB以上のディスク容量が推奨されます。
しかしBoot Camp同様、快適に動作させるためには、16GB以上のメモリと100GB以上の空きディスク容量があった方がいいでしょう。
仮想マシンソフトウェアのメリット、デメリットとしては以下のようなものが考えられます。

メリット
Apple Silicon、Intel製CPU、どちらにも対応している。
MacとWindowsを同時に使用することができる。
最新のWindowsを動かすこともできる。

デメリット
2台のパソコンを同時に利用するようなものなので、よりスペックの高いマシンが必要になります。
例えばディスク容量はBoot Campと同じく、100GB以上あった方がいいと書きましたが、それも可能であればHDDではなくSSDの方が望ましいでしょう。
またVirtualBox以外は有料となります。

VPS(バーチャルプライベートサーバー)

VPSとはネットワーク経由で別のパソコン(サーバー)にアクセスして、そのパソコン(サーバー)を自分のパソコンから利用できるサービスです。ネットワークの先に自分専用のマシンをレンタルしている、そんなイメージです。

広告
MacでWindowsを使うなら【ConoHa for Windows Server】

これなら自分のMacにWindowsをインストールするわけではないので、Macのスペックに関係なくWindowsが利用可能になります。
主なメリット、デメリットとしては、以下のようなことが考えられます。

メリット:
先程も書いたように、MacにWindowsをインストールするわけではないため、Macのスペックは問いません。少々古いMacでもネットにつながっていれば、最新のWindowsが利用可能です。
毎日24時間稼働させておくことも、VPSなら電気代を気にせず実行可能です。

デメリット:
VPSの利用には費用が必要です。例えばGMOインターネットが提供している「ConoHa for Windows Server」は比較的安価で利用できるVPSですが、それでも月額1,239円(36か月契約の場合、他に条件あり)からとなっています。
またMacのスペックは問わないと書きましたが、ネットワーク経由でアクセスするため、回線速度によっては操作に遅延が発生したり、途中で接続が切れてしまう可能性もあります。

まとめると

MacでWindowsを動かす方法はいくつもありますが、Intel製CPU搭載Macを使っていて、かつMacとWindowsを同時に利用する必要がないのならば、Boot Campの利用が一押しです。と言いたいところですが、残念ながらBoot Campのサポートが2025年3月で終了してしまいます。それ以前のMacなら利用可能ですが、そもそも最新のWindows11には非対応とのことなので、利用は限定的となりそうです。

使っているMacがIntel製CPU非搭載、または最新のMacである。あるいはMacとWindowsを同時に使いたい、といった要望があるのならば、仮想マシンソフトウェアがおすすめです。

広告
MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】

もしちょっと古めのMacを使っていて、Boot Campも仮想マシンソフトウェアもスペック的に厳しいと感じたら、VPSがいいかもしれません。
またFXの自動売買ソフトのように、Windowsで毎日24時間稼働させたいアプリがあるのならば、やはりVPSがいいでしょう。

広告
MacでWindowsを使うなら【ConoHa for Windows Server】

ご自身の用途や予算を考えて、最適な方法を選択してみてください。なお、技術の進歩により情報が変わる可能性があります。詳細は公式サイトなどで最新情報をご確認ください。

これら以外にもMacでWindowsを動かす方法はあります。そちらはまたいずれ機会があればご紹介したいと思います。

page top